最近のノベル系エロゲってどんなだろうと『サノバウィッチ』(2015年発売)をやったら、めちゃくちゃ面白かった話

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2015年はカスタムメイド3D2が発売した年なので割と最近です。

ということで、タイトル通りの理由でゆずソフトさんの『サノバウィッチ』やりました。

このタイトルを選んだ理由は、

  • ゆずソフトがカスメ・オダメでコラボしてたし、千恋万花のポニテには本当にお世話になってたからなんか1作くらいやりたいと思ってた
  • その中でなんか一番名前聞いたことあるし、綾地さんはオナニーキャラだってなぜか知ってたしで入りやすそうだった
  • 1月上旬ごろからリアル事情がとんでもないことになってて、萌え4コマとかそんな系の話でいいから心を落ち着かせる話の方がいいと思ってた

とかそんな感じですね。


その結果、色々感情の収まりがつかずに、こうしてよくわからない感想記事を書くことになりました。

うーん、本当にすごかった。ネタバレなし感想だと、

  • とりあえず、めぐるルートはやれ
  • 綾地さんもクッソ面白いから、最悪めぐると綾地さんだけでも
  • まあでも、綾地さんは他全部クリアしてからのラストがいいよ
  • 描写はほんと丁寧かつ展開のテンポもいいので読みやすい
  • ノベル系エロゲである意味は生かしているとは思う

と言ったところでしょうか。いやー、ファンが多いのも分かるわ、これ。


というわけで、2015年発売の最近のゲームなので以下からネタバレあり感想注意です。

攻略順は因幡めぐる→椎葉紬→戸隠憧子→仮屋和奏→綾地寧々の順です。

(ちなみに個人的な推奨順はめぐる→紬or憧子or和奏を順不同→寧々




共通ルート

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ヒロイン揃い踏みのCGこれしかないの何


正直な話、「会社自体があんまシナリオ面で褒められてるとこ見たことないけど、まあ名前はよく聞くからキャラ方面は問題なくてシナリオも大外れはないやろなぁ」くらいに考えてました。


Chapter1が終わるくらいは「お、思ったよりいい感じやん。でもシナリオの話あんま聞かんからこれから微妙なんかな」と思ってて、Chapter2は「めぐる可愛いなぁ~話も無難にまとめてるし、確かにハマる人いるの分かる」とか考えてたと思います。

Chapter3で「……これで微妙とかマジ? というか、絶対キャラ萌えゲーのレベルじゃないよね」ってなって、Chapter4はもう「いや、これ上から数えた方が早いレベルで上手いやつやん」ってなってしまいました。

いや、実際めちゃくちゃ丁寧に描かれてると思うんですよ、共通ルート。

全部知った後から考えると、ここを丁寧に描かないとまずいことになるから手を抜くのは有り得ないのはわかるんですけど、特に何も考えてなかった1周目からテンポのよさと話の緩急が心地よかったですからね。


というか、個別シナリオの伏線や導線を撒きつつ、それでいてChapter4までで1つのお話として綺麗に作り上げてるという点が本当にすごい。

一人クリアした後に読み返すと「あー! これそういうことか!」とか「うわ、この時点でもう後の展開を暗示してやがる」ってなりまくってましたからね。


更に言うなら、同じシーンやアイテムに複数の意味を持たせてそれぞれ有効に使っていくというのが上手過ぎてビビりますよ、これ。

例えばモン猟とか、「Chapter2でのめぐるの悩みの解決手段」「主人公・寧々・めぐるのそれぞれのコミュケーション能力の示唆」として利用したうえで、「めぐるルートでの主人公とめぐるのコミュケーションとしての手段」「同じくめぐるルートでの二人の距離感の描写」「寧々ルートで自分からめぐるにコミュニケーションを取るようになる寧々の成長」として使いますからね。コミュケーションツールとして優秀過ぎる。


他にも色々言いたいんですが、個別ルートに一生入れなくなりそうだし、そっちでも触れそうだからこの辺りで。


というわけで、個別ルート感想です。

ちなみに、一番かわいかったからという理由で最初はめぐるルートに行きました。


因幡めぐる

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めぐるかわいい

めぐるの感情を『美味しい』と表現した時点で勝ちだわこんなん。


それまで散々、苦味だの酸味だので表現されてきた味覚での感情を読むと言う能力を利用して、満を持して感情を『美味しい』と思うとか、こんな表現してくるのずる過ぎる。

ライターはこの描写にはどや顔していいと思う。俺ならする。


一番やられたと思ったのは上記のやつですが、このルートはこれこそがサノバウィッチって言っていいくらいの上手いシナリオだと思います。

完全に動機付けのためだけに出したと思っていた「風邪で入学直後一週間休んでいた」という話が、まさか「基本的に寒がりなので厚着しがち」と合わさり、実際は病弱だった設定と繋げてくるとか、

遠回りの道を何度も通ることを「できるだけ長く一緒にいたい二人」と「関係がなかなか進まない二人」の表現として使うとか、

極めつけは、作中何度も飲んだブレンドのコーヒーを『苦味も酸味も美味しいと感じることができる』と分からせてくるのは、本当にやばいシナリオやこれ……ってなりました。


このルート後、共通ルートでの表現(特に味覚絡み)は気を付けてみるようにしましたからね。

Chapter3の越路さんが、オレンジジュースを飲み干していることを忘れてしまっている表現が特に露骨だったかな。甘酸っぱい恋心が自分でも歯止めが効かないってことですわね。

ちなみに、共通ルートの一杯目から七緒のコーヒーを美味しいと表現してるのが分かったときはマジやべぇわこれってなりました。こんな時からすでに言ってたんやなって……


また、めぐるがクラスの人気者ってだけではなく、オカ研の人気者になってる点もすごい上手いなって思います。

この子すっげぇ愛されてんなと思ってからの、最初の悩み相談の内容を思い出したとき、めっちゃ「あー!」ってなってしまった。

全ルートで唯一、オカ研部員全員に魔法のことが共有されるのですが、シナリオ上の都合だけでなく、実際にめぐるがみんなに応援されているからこそという面もあると思っています。

シナリオ都合だけなら、憧子ルートでも魔法の共有しても問題なさそうですから、多分意図的。さすがに確証まではない考察ですが。


他の部分では、話を引っ掻き回すキャラを出さずにドラマチックに仕立てあげてるのが、いや上手過ぎやろこれって感じでした。

紬ルートのアカギ、憧子・寧々ルートのヒロイン自身は、それぞれ話をスムーズに進ませないための役割を持ってるんですが、めぐるルートは特にそういった存在が見当たらず。

強いて言うなら主人公とヒロインなのかもですが、そもそもが遠回りをして真っ直ぐ進むみたいな関係なので、話自体はスムーズなのにドラマになってるのは本当にすごい。

さすがにドラマ性自体は寧々ルートレベルではないですが、それでも全体で2番目と言っていいので十分すぎるでしょう。

特にChapter9-4は今までの展開と合わせて、本当に綺麗すぎて好き。シナリオの流れが綺麗すぎて好きとか初めてだよ。


……で、因幡めぐるってキャラなんですが……なんか気が付いたらめっちゃ好きになってました

共通ルートのときは「キャラが面白いのは綾地さん、かわいいのはめぐる」って感じで、綾地さんは最後の方がいいと聞いてはいたので、めぐるルートに行ったのですが……

クリア後、他キャラのルートでも割と無自覚にめぐるの言動を注目してみてみる状態に。「あ、これエロシーンの伏線だ!」じゃないんだよ、なんでそんなの気にしてるのか考えて

実際、Chapter2からずっといる関係で、綾地さんの次に話に絡んでくるので、色々と伏線やらばら撒かれていて、追うのが楽しいキャラなのが……

寧々ルートで自分の恋愛の理想を語るところで、全く自ルートで達成されてないのは笑ってしまった。衆人環視の中でキスして結ばれてたよね、キミ。


まあ、明らかに罠(?)だったので2周目してる際に「あ、この子ハマる」ってなってしまって、今部屋に何故かめぐるフィギュアがあります

こうならないようにめっちゃ好きになりそうなキャラは避けてたのにね。もうダメだね。

それにしても、ギャーギャーやってるときのめぐるもかわいいけど、デレデレめぐるもかわいいんだよな……あとセンパイ呼びが強すぎる、後輩属性はあんまりなかったはずなのに……


話も面白い、キャラもかわいい、となるとこのルートは最高だということです。具体的にはなんか3周しちゃうくらい(正気か?)(ダメだと思う)

でも、最初にやったのが割とマジでこのルートでよかったと思います。じゃないとこんなにハマってなさそう。

加点式だと120点、減点式でも120点、そんな感じでした。

とりあえず、このルートだけでもやれ。何ならアフターまで面白いから。


椎葉紬

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魔女にはエロいことしないといけないの?

開幕、「あ、ライター違うなこれ」ってなったのが全てですね……


まあ、多人数体制だと色々キャラが違ってくるのはしゃーないので、そこはいいとしても、シナリオ全体はキャラ萌えゲーならいい方に入るかな、とは思いました。

でも、めぐるルートの後でキャラ萌えゲーとして見ろと言われても困る。

つか全体的に見ても、どうしても頭一つ落ちますね。他のシナリオはトラブルメイカー出すとしてもヒロイン自身にしてるし、子犬に頼ったりしてないよ……


とはいえ、綾地さんと七緒の言動の違和感も、全ルート後だとまあそうするかな……? 程度にはなるので、話の中心がヒロインでも主人公でもなくなっちゃうのが微妙感の原因ですかね。

アカギの話もこのルートに詰め込まなきゃだし、そもそもの原因がChapter3で紬の問題の大部分が解決してることな気もするし……


あ、紬はめっちゃ可愛いです。なんというか、いじめたくなるのも分かるし、母性の強さも魅力なのも分かる。

でも、やっぱり直前のめぐるルートで母性部分が被ってるんだよな……なんというか、攻略順も悪かった感がすごい。

良心の塊みたいなキャラなのに、きちんと面白いキャラになってるのはとても素晴らしいと思います。


戸隠憧子

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寧々ルートにもこのCG出てくるの笑う

そ、そう来たか~! ってなるルート導入。


冷静になると能力効かない相手を出すのは王道中の王道なんですが、それまでの描写が上手かったので先輩がそうだとは全く気付かず。

あとそれまでの作中だと親父にも能力効いてる描写なかった気がするんだけど、まあそれは置いておきましょう。

攻略順推奨で戸隠先輩を最初にしてるところが結構ありますが、個人的にはこのギミックがあるため、一番最初だけはないかなーって感じですね。

まあ、綾地さんが最後なのを確定させちゃうと、紬もあんまり1周目向きじゃない&和奏ちゃんそもそも2周目以降限定で、そうなると1周目はめぐるしかねーわってなるんですが……


話全体は、ラストというか解決方法がテンポ重視し過ぎじゃない!? ってのが不満くらいでよかったです。

このテンポ重視し過ぎは寧々ルートでもあるから、共通ルートならともかく個別はちょっとダレる程度は全然許容範囲だと思うんですけどね。


また、

  • 能力効かないからこそスムーズに関係が進んでいく⇔能力使ってるのになかなか進まない関係
  • メインヒロインで唯一魔法の存在を知らされない⇔唯一オカ研部員全員が魔法の存在を知る
  • 最終的に魔法を破壊する⇔柊史の本当の魔法を発動する

など、随所にめぐるルートと対になるような演出があるのが印象的でしたね。キャラ的にも後輩(オカ研比)高身長貧乳と先輩低身長巨乳ですし。

共通での描写のさじ加減が難しいキャラなところもあるので、ライター一緒かな……? と思うんですけど、違ってもおかしくはないので何とも言えない。


戸隠先輩が(元)アルプだというのは、共通ルートからヒントはありましたね。

一番わかりやすいのは、七緒・アカギと瞳の色が一緒という点。

他には、一人だけ住んでる街が違うところですかね。

この家の位置は結構重要で、家庭環境に問題がないめぐると紬が同じ方向、母親のいない柊史が別方面、そもそも人間じゃない戸隠先輩が別の街。

じゃあ、綾地さんは……? ってなってくるんですね。やっぱ描写丁寧だわ、このゲーム。

ちなみに、全部気付いたのはこのルートクリア後です。共通読み直すの楽しいよ、マジで。


あと、瞳の色という共通点を見つけたので「主人公が実はアルプ絡みでは……?」という疑念がここで晴れました。

いや……だって、感情やたら求めてるし、心の欠片吸い取るし、「アルプは簡単な魔法を使える代わりに、大規模な魔法はできない」ってまんま主人公だから、このゲームなら有り得るかなって……


キャラとしては、大人のお姉さんをいぢめたい性癖の人がいるな……ってなりました。シナリオの感想かもしれんけど。

年長者というポジションかつ唯一恋について過去の経験値がある(他人の経験だけど)ので、他ルートの恋絡みでは大体関係してきた印象ですね。

この人も割と面白い枠ですかね。めぐるアフターでの謎のござる口調ほんと好き。


仮屋和奏

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テーマ曲流れたときちょっとテンション上がった

突然の幼馴染属性付与。


本当に突然すぎてちょっと笑ってしまった。「なんか理由はあるんだろう」と思っていたけど、そっち方向からとは(先生に頼まれたからとかかと)

サブヒロインですが、スポットをハロウィンパーティーでのライブに当てて、他ルートとの差別化に成功させているのはなかなか上手いですね。

まあ、サブヒロインなのでしゃーないとはいえボリュームが足りないのと、連続したHシーンでChapterを分ける意味はどこに……? ってのは気になりました。いや、本当にどこにあったんだ。

挿入歌の歌詞も寧々ルートのことでは……? と、寧々ルート終わった後思いました。他ルートだと確かにこの曲歌うの綾地さんだけども。


まあでも、上手く焦点を絞って綺麗にまとめているとは思います。

キャラクターとしては、最初「え、この子メインじゃないの!?」ってなるくらいには好きです。

やっぱ悪友系ヒロインが気が付いたらなんか惚れちゃう展開は、王道だけど強いわ。

あと正直体はこの子が一番エロいと思いました。


綾地寧々

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メインヒロイン力が高い

キャラの作りが上手過ぎて震える。


話自体も面白く、ドラマ性ならめぐるルートより上と言ってもいいですけど、それよりも『サノバウィッチ』って作品全体を使って描いた『綾地寧々』ってキャラがすごい。

思い込みが激しく、早とちりしがちなので自爆しやすい、また優しく見えるが実際は結構自己都合優先で、代償である『発情』も相まってそういう自分に自己嫌悪を持っている女の子。

それをギャグ・シリアス織り交ぜながら、丁寧に丁寧に描かれていくのがサノバウィッチって作品だと思いました。正直、全体が保科君と綾地さん二人のための話だと思うよ。


オナニーキャラ言われているのは開始時点で知ってましたが、まさか内面までオナニーキャラだとは思ってませんでした。

そもそも願いの時点で、自分のことしか考えてないの全開ですからね。そして、その願いが自身に牙を剥いてくる展開はマジですごいと思いました

今の両親の二人の幸せ(視点的に確定できないけど多分そう)を引き裂く願いをした結果、自らに帰ってくるという本当に残酷すぎる展開。

「過去に戻りたくないのに自業自得で戻されて、また同じ結果を求めるけども、だからと言って自分の我がままの犠牲を増やしたくない」とか、タイムリープものでもなかなかないですよ。

更に言うなら、結局そのことでまた自罰的になってるのも酷い。魔女衣装は完全に綾地さんの内面を表している。


だからこそ、代償である『発情』が彼女を救う展開がすごくいいんだよなぁ!

発情がなければ、綾地さんはずっと保科君と出会わずに、彼女自身を救うこともなければ保科君も救われない。

リスタート前のChapter1は、もうそれ自体が寧々ルートの答えです。彼女のオナニーは、間違いなく一人の人間を救ったのだ。


また、彼女の自己都合に助けられたのは、寧々ルート時の各キャラだけじゃないです。

プレイヤーは、他のメインヒロインのルートでずっと味方でいてくれる綾地さんを知っています

彼女が攻略順でラストに推奨される最大の理由だと思います。順番違うとリスタート時のハロウィンパーティー後の印象が大きく変わりそう。


そして、そうした綾地寧々という子を知ると、ハロウィンパーティーで急遽ヴォーカルを引き受けるシーンが本当に尊くなる

あの場面、本当に綾地さんのメリット皆無なんですよね。無理矢理上げようとしてなんとか、としかならないはず。

というか、曲そのものを知らない戸隠先輩はともかく、めぐると紬でも無理って言ってるんだから何とかしようとしなくてもいいと思える場面。

でも、綾地さんはここだけはただ助けたいがために動いてくれる。彼女は決して、自分で思うほど自己都合で動いているわけではないということなのです。

1周目時点で上手いと思ったシーンですが、ルート攻略後は特にいいシーンだと思います。


他にも、

  • 最初はそもそも友達を必要だと素で思ってなさそうなのに、だんだんと友達思いになっていく
  • 恥ずかしい姿を忘れさせようと保科君の記憶を奪おうとするギャグシーンが、唐突にシリアスになって襲い掛かってくる
  • 保科君と海道への説教のはずが、明らかに綾地さんに突き刺さる久島先生の言葉

など、キャラ的にもシナリオ的にも丁寧に描かれているところが本当に多いです。

改めて言うけど、これ本当に保科君と綾地さんのための話だと思っています。


もったいないと思った点は、タイムリープ絡みの話は重要視されてないから無視するとしても、リスタート後に共通ルートのChapter3部分を大幅省略したことですかね……

このシナリオの為に共通ルートをめちゃくちゃ丁寧に描いてきたのがとてもよく分かるからこそ、ちょっと間延びしようが見たかったなぁってのが本音ですね。

減点式だと95点くらいが限界な気がするけど、加点式だと150点、そんな話だと思います。

めぐるルートがサノバの話の上手さを最大限引き出しているとしたら、寧々ルートはキャラの上手さを最大限引き出していると感じました。


その他

  • 会話中に表情がコロコロ変わるのになんかびっくりしてしまった。ノベルゲーから離れすぎでは?
  • 海道がいいやつ過ぎる。正直、一番の聖人なのでは……?
  • サブキャラだと七緒もかなり好き。かなり人間っぽい感じなのに、ところどころ感情が分からないのがほんと上手い。寧々ルートで悲しいか尋ねてしまうところほんと好き
  • BGMは最初印象に残りづらいなぁって思ってたのに、サントラ購入後に聞くと結構印象に残っててびっくり。割とゲームBGMとしては理想的なやつだと思う
  • あ、OPはほんといい曲だと思います。明るいのにちょっと切なく、でも真っ直ぐな感じが好き
  • EDが曲もムービーも全部違うの普通にすごいと思うの。サノバからの試みらしいけど
  • OPの謎の男女 is 何(川上君と前田さんでいいの?)

描写を全部語ってくれない作品だとは思うのですが、最大の謎はどうしてもOPになってしまいますね。

まとめ


そら、このレベルを出せるところなら人気出るわなぁ……ってなりました。

正直、プレイ前はゆずソフトはサノバ単発でやるだけと思っていたのですが、他作品もちょっと気になってきました。


そして、このレベルが特筆するレベルじゃないのか……って言うのもびっくりです。

ぶっちゃけ、昔やったキャラ萌えゲーのレベル知ってると、明らかにシナリオ重視の作品かつシナリオそのものに高評価もらってるレベルだと思うんですけど、これどっちが感覚ずれてるのかもうわからないね。

ただ、明らかにシナリオ書くの向いてないシステムのCOM3D2が、そこそこ面白いシナリオ出してたの考えると、このレベルはもう当たり前の時代なんですかね?


とりあえず、もうちょい色々見てみたいので、次は『ぬきたし』をやってみたいと思います。2018年発売なのでサノバより3年も新しい最近のゲームですね

そのあとは何もなければゆずソフトもう一本やってみます。候補はドラクリか喫茶ステラ。


それではまあ、この辺りで。

マジでこんな感情を吐き出したかっただけの記事をここまで読んでいただき、ありがとうございました。